|
|
| 祖父・小金井良精の記 上 (河出文庫) |
 |
著者名 |
星新一 |
| 出版社 |
河出書房新社 |
| 発売日 |
2004/06/04 |
| おすすめ度 |
 |
| 参考価格 |
998円(税込) |
| 価格 |
998円(税込) |
| 発送可能時期 |
在庫あり。 |
|
|
|
|
|
|
|
| カスタマーレビュー |
青春の群像 |
| 2007/05/06 3人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
ショートショートの名手星新一の一面としては 星薬科大学を創立した父親を持つなど 一種のセレブである点がある。
彼には既に「明治 父 アメリカ」及び「官吏は強し 人民は弱し」という父親のノンフィクションの傑作があるが その第三弾がこの作品である。
今度は祖父の話だが 江戸から明治という いわば近代日本の青春時代を駆け抜けた 凡百の青年の一人の姿が 愛情込められて描かれている。傑作です。
|
作家星新一のルーツ |
| 2006/05/11 6人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
星新一の無駄を削りに削ったショート・ショートのルーツは?
祖父小金井良精とその妻喜美子。この本を読んでわかりました。
森鴎外です。森鴎外の妹が喜美子。その外孫が星新一。
喜美子も素晴らしい名文を書く人です。ぜひ「鴎外の思い出」などをお読み下さい。
「不忘記」などは名文中の名文です。無駄なし、余計な説明なし、でも目の前に見えるような文章。
これは星新一の文章につながっていると思いました。
最初に喜美子の孫だったと知った時は本当に驚きました。
森鴎外の例のドイツ女性との件もちょっと出ています。
森鴎外のファンの方もぜひどうぞ。 |
丹念な力作です。 |
| 2004/07/14 6人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
| 〜星 新一といえば、SFショートショート、というイメージが強いですが、「人民は弱し 官吏は強し」等の著作もある星氏が、母方の祖父・小金井良精について、祖父の日記や祖母の聞き書き、他の作家の作品なども引用しつつ、関ヶ原合戦頃までさかのぼる小金井家の系譜から書き起こし、幕末・戊辰戦争の戦火も体験した祖父の一生を、丹念に描いた好作品です。小金〜〜井良精、といえば、医学者ならば名前を知っていてしかるべき解剖学者なので、SFの星との繋がりが不思議な気がして手にした1冊ですが、抑制の利いた語り口も面白く、夢中で読んでしまいました。幕末・明治維新の頃の歴史上の人物も身近に感じられます。下巻はまだこれからですが、おすすめです。〜 |
|
|
|
|
|