| カスタマーレビュー |
「ホテルルワンダ」と並ぶ内戦の真実を後世に伝える作品。 |
| 2008/07/23 2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
1994年にアフリカのルワンダで起きた内戦の虐殺を描いた作品。
「同じ黒人同士」でありながら国内で対立し、いがみ合う「フツ族」と「ツチ族」。
フツ出身の大統領が暗殺されたことを契機として、フツ族による報復ともいえるツチ族への大虐殺が始まる。
国内には国連の軍隊が駐屯していたが・・・・「監視」が目的で、軍事行動を起こして介入することは出来ない。
各地で起こる暴動・民兵による虐殺により難民が救いを求めて学校に集まってきた。
軍の隊長は言う。「自分の祖父母はナチスのユダヤ人迫害からユダヤ人たちを危険を冒して救っていた。今までそれが自分の誇りだった。」と。
けれど・・・それでも軍を独断で動かすことは出来ない・・・・・・!。
「行動を起こすこと」の難しさ。
「思っていただけの人間」と「実際に行動することの出来た人間」との決定的な違いを感じさせるシーンだ。
やがて国連軍は撤退を始める。国連軍がいなくなれば学校を取り囲んでいる民兵が難民を殺すだろう。それぞれの理由で現場に居合わせた「白人たち」だけが救出の対象になる。
けれど、どこにも逃げ場のない「弱きものたち」は一体何処へ行けと?
自らの命を守るために大勢の人間を置き去りにする選択を強いられる神父・協力隊の青年を責めることは出来ない。
「残る」のも覚悟なら、「去る」のも途方もなく巨大な十字架を生涯を通して背負い続けることを覚悟せねばならないことであったはずだ。
なぜこれ程多数の人間が犠牲にならねばならなかったのか?
未だ「納得できる理由」は何ひとつとして見出せない。 |
知って欲しい現実 |
| 2007/12/19 11人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
| 私的には『ホテル・ルワンダ』よりもリアリティさを感じました。かなり意味深く心底から考えさせられます。なによりもエンドロールを観れば、改めて心の痛みを再び感じるのではないでしょうか?二度襲い掛かる切なさがありますよ‥ |
みんなに見て欲しい |
| 2007/11/27 7人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
ありきたりのことしか言えない自分がいる。
「なぜ人が人を殺すのか」
いくら思っても平和な日本で育った自分には、
きっとこの理不尽さは納得できないだろう。
「なぜ人が人を殺すのか」
神父さまの言葉が胸に響く。
「いまこの悲惨な人たちの中に神がいるのを
はっきりと感じる」
罪深い人間のそばに
そして、苦しんでいる人々のそばに
いつまでもどこまでも
神はおられる。
いろいろな人に
そしてあなたに
この映画を見て欲しい・・・と
思うのでした。 |
見るべき映画の一つ |
| 2007/11/10 7人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
『ホテル・ルワンダ』とは違った視点から描かれた、ルワンダ虐殺事件の真実。
目を背けてしまうようなシーンが多い作品ですが、ルワンダで起きた過去の出来事を知るため、また同じことが起こらないようにするため、そして国連の存在意義について考えるため見るべき作品だと思います。
特に、国連の存在意義。国連の活動には様々な規制があるのは分かるのだが、人間として正しい行動を取れないものだろうか。何も出来ない国連軍。原題になっている「shooting dogs」のシーンが印象に残る。また、ラストのインタビューのシーンの歯切れの悪さが、国連の無力さを物語っているようで、怒りを覚えた。
必至で避難民を守ろうとした人がいた一方で、なたを振り回し笑顔で同じ民族を切り刻む人がいる。同じ人間なのに。また、人種発言をするBBCキャスター…。救いようの無いストーリーですが、一筋の光があったことだけが良かったと思いました
この作品は、ここで起きた事件を風化させないためにも、これから残していかなければならない大切な作品であると思います。
作品中に出てくる、ソマリア紛争に関して興味のある方は、リドリー・スコット監督作品『ブラックホーク・ダウン』を見ると良いと思います。
ジョン・ハートは『ダヴィンチ・コード』には出ていません。メーカーの間違いです。 |
素晴らしい作品です! |
| 2007/10/30 5人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
| 大統領の飛行機事故に対しての部族間の死闘。史実だけに説得力があり、言葉も出ません。まだ、ご覧になられていない方は是非とも観て下さい。『ホテル・ルワンダ』に続いての力作です。観終わった後は、自分の今の生活状態について考えてみて下さい。 |