咬み合わせが運動能力や腰痛、肩凝りと関係があることが、よく聞かれるようになったが、そのメカニズムを解説している。そして、咀嚼が、肺炎、糖尿病、アルツハイマー病などの病気と関連があること、さらには知能の発達、学習・記憶能力、情動までにも影響を与えていることが紹介されている。
「食」は、単に栄養素を得るための行動ではなく、栄養素を含む食事(食品)を咀嚼し消化吸収する一連の生理機能であり、咀嚼を含め全体を考えて初めて「食」を理解できるのではと考えさせられる。