| カスタマーレビュー |
これは文句なしに傑作だな!それは、H.R. GIGER の起用に深くよっています!! |
| 2008/11/14 2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
この映画、今はなきシネラマで有名だった、銀座東劇の大スクリーンで観た。皆さんご覧になっているから、ストーリーのレビューは 不必要だろう。監督:リドリー・スコット、撮影:テリー・ローリングス、脚本:ダン・オバノン、音楽:ジェリー・ゴールドスミス、俳 優は、この作品で名をうったシガーニイー・ウィーバー、ベテランのイアン・ホルム、後にエレファント・マンで知られるジョン・ハー トなどが出ているが、この映画「ALIEN」を名作、傑作にしたのはエイリアン・デザイン:H.R.ギーガーを起用した事による。とレビュー アー個人は思っている。ここで、スイスの有名な画家 H.R. GIGER を解説は無用だろうが、一言だけでいえばギーガーの絵はエロティシズ ムとシンボリズムをつきまぜたものである。ギーガーに与えられた仕事は恐ろしい「エイリアン」そのもの、不思議な惑星の表面、長い歳月を経て来たように見受けられる不思議な宇宙船の内部と外部をデザインすることがメインの仕事である。ご覧になった方はそのエロティシズムお分かりでしょ。また、エイリアンのハッキリとした姿を見せない演出、音楽効果が観る者の恐怖心を煽る、憎らしいほどの監督達の素晴しき作品です。この作品もう古典的名画の仲間に入れても良いんじゃないかな、如何です皆様!・・・。蛇足ですが続編は単なる娯楽映画です。ハッキリ言うとギーガーの続編への参加の拒否があったのです。
Sept-masque de couleur
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世界的クリーチャー |
| 2008/08/11 2人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
エイリアンというと、「気持ち悪い映画」という認識を持っている人は多いのではないでし
ょうか? 確かに違うとは言いません。しかし、昨今の映画のように人が絶叫し、血しぶきが
大量に飛び散るようなスプラッタものとは違い、心理的に怖いと認識させられます。
ブレードランナーなど、独特の映像美術と暴力描写で有名な奇才、リドリースコット監督のシリーズ第1作
地球への帰港中、なぞの信号を受信した貨物船ノストロモ号は調査を開始、その際一人の乗
組員が、エイリアンに寄生されてしまう。うかつにも急患として船内に入れてしまったため、
宇宙船という密閉空間で、エイリアンと乗船することになってしまった。そして・・・
「宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない・・・」というキャッチコピーが非常に納得で
きるストーリー展開は、SFホラーの金字塔というに相応しい。逃げたい、でも逃げられない。
見つけたい、でも見つからない。スクリーン(ブラウン管)越しに漂ってくる焦燥感は見事!
例えは悪いが、ゴッキーが嫌いな人はわかるだろうか? 自室で休もうとしたときにGを発
見するも仕留めそこね、しかも逃げられてしまった時のアノ感覚。それに近いと思う。
79年ということで、30年近く前の作品ではあるが、今なお色あせることなく怖さを感じ
させてくれるこの映画は、間違いなく素晴らしいホラー映画です。 |
最高峰レベルの芸術作品 |
| 2008/08/07 0人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
この作品の描く恐怖は、多元的で、そして深い。
人間vs得体の知れない殺人生物、人間vsアンドロイド、企業論理vsヒューマニズム、そして閉鎖空間下で追い込まれた人間vs人間、それぞれがテーマ性やストーリー性を持ってきっちり描かれ、これらが多元的に実に見事に織り込められて、宇宙空間での深い恐怖を作り出している。
HRギーガーがデザインした、有機的とも無機的とも言い難い、見たこともない、しかし不思議にリアリティのある世界と相まって、この作品は、芸術作品として最高峰レベルに達していると思う。見る人を選ぶ作品ではあるが、少しでも興味があれば、是非、この芸術的な恐怖を堪能して欲しい。 |
SFホラーの頂点。 |
| 2008/05/09 2人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
もう製作されて30年近くになろうとしているのに未だにこれを超えるSFホラーは出てこない(「2」はSF戦争アクションとして)。今見ても恐さは十分。独創的な映像、ストーリー構成、何と言ってもエイリアンのデザインと成長過程。今見ても古さを感じないし宇宙船という閉鎖感と観客をもう一人の乗組員として引き込む演出方法。やっぱりこの頃からリドリー・スコットは凄かった(たまにハズレもあるけど)。
ちなみに「ノストロモ号」の「ノストロモ」は地獄という意味だそうです。あのアンドロイドも「アッシュ」と言われているから「ash」=灰という意味がありそうですね。映画の中ではその通り灰にされてしまいました。 |
ホラー映画のようなタッチの演出とデザインが秀逸 |
| 2008/02/21 5人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 |
公開当時は「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」の公開直後だったので、アクション満載のゴージャスなSF大作を想像していたが、まったく別のタイプの映画であった。
SF映画でありながらリドリー・スコット監督のタッチはまるでホラー映画のようなサスペンスで、せまい宇宙船内でのエイリアンとの戦いで一人また一人と襲われていく恐怖感は見事だった。
ギーガーのデザインによるエイリアンが公開当時に大評判になったが、宇宙船や宇宙服のデザインも素晴らしい。ゴテゴテしていて少し不恰好なデザインは、当時の多くのSF映画がスマートで洗練されたデザインを目指す中にあって、むしろ斬新であった。
エイリアンのデザインは幼虫(?)の時は良かったが、最後は何故か人型になってしまったのが残念(着ぐるみに人が入って演じるためなのだろう)。エイリアンの全身像は出さない方が良かったかもしれない。
俳優陣はスーパースターではなく、どちらかというと個性派の俳優が多く、中でもイアン・ホルムとシガニー・ウィーバーが良かった。 |